珪藻土塗料
意匠塗装、高意匠塗装と呼ばれる塗装方法がありまして、例えば・・・、店舗等の内装や戸建の一部に使われたりしています。

こういった感じのものですね。他にも多くの色や模様があります。代表的なものとして、ジョリパットやベルアートと呼ばれる塗料があります。
模様によってコンプレッサー/左官コテ/ローラー/専用器具を用いて模様をつけていくんですが、こういった塗料が何故好まれて、何故需要があるのでしょうか?
土壁
こういった塗料は防水や耐久性に趣をおいたものではありません。デザイン性に趣をおいています。もともと、珪藻土という壁を形成する際に使用されていた土があります。
しかし、その土では複雑な模様デザインが出来なかったり、施工後も土壁であるためにポロポロと落ちたりして強度が弱かったりとしますので、珪藻土塗料とか漆喰塗料と呼ばれる(言い方は様々です)塗料を使用するのです。
外壁材として使用するには…
では、では、もし、この珪藻土塗料を外壁に用いた場合はどうでしょう?実は、2つの問題があります。
- 耐久性や防水性
- ゴミの付着
でこの2点の問題があります。先ほども述べたように、耐久性や防水性に趣をおいた塗料ではありませんので、外壁等に用いる為に開発された塗料ではありません。しかし、外壁にもデザインを与えたい、人とは違った感じにしたい。という方もいる事でしょう。
ですので、もし外壁に用いる場合には、弾性タイプのものを選ぶことが大切です。ジョリパットならジョリパット100ではなく、ジョリパット600を選ぶ事が重要です。弾性である為に、クラックへの耐久性などがジョリパット100と比べて格段に違います。
又、模様によっては凹凸が激しくなるものもあり、そういった模様はどうしてもゴミが付着しやすくなります。特に、幹線道路側では排ガスの影響で他の箇所よりも汚れが激しくなります。そういったときは、この珪藻土塗料での塗装後にシリコンクリアーなどを塗装すればよいです。(シリコンクリアーも色々な種類があり、その種類は今度機会を設けて、この建築blogシリーズで連載していきます。ご期待下さい。)
内壁材として利用するには…
内壁においては外壁材として用いるよりも気を使わなくてもいいでしょう。防水性に関して全く気にしなくていいのですから。好きな模様やデザインをチョイスされれば良いと思います。
ただ、1つポイントとして、個人住居の内壁にしようされる時は、クロスと違って珪藻土塗料は固い凹凸になるので、肌や衣服がすれると、肌や衣服にダメージを受けます。ですので、そういた要素のない箇所へ使用する事をオススメします。
それと、店舗等でも全ての内壁を珪藻土塗料で塗装してしまうとかなりのゴテゴテ感が生じます。チョイスする模様や色によってそれらは変わりますが、くどい模様ならワンポイントに、薄い模様なら全面にと、使い分ければ珪藻土塗料の良さが大変引き立ちます。


