2005年03月06日

合法/違法/脱法

ちょっと今日のブログは長くなりそうです。

フジテレビとライブドアの戦い、どれが違法で合法なのか、訳が分かりませんね。とりあえず、現状況で、ライブドアが42%、フジテレビが25%??のニッポン放送株を取得したと言われています。3/7がフジテレビのTOBの期限なので、フジテレビの所得株が明らかになると思います。

まず、ライブドアが一挙に35%もの株を取得した事、これはギリギリ合法だと思います。いわゆる違法ではないが、脱法ですね。法律の網をかいくぐった感じです。内容の詳細は省きます。

対するフジテレビのニッポン放送株増資の件ですが、これは明らかに違法だと思います。もし、このような案件が裁判で認められると、株市場がムチャクチャになります。

それなら、フジテレビの負け? と思われるかもしれませんが(裁判所の判断しだいですが…)、ところがどっこい、今回、ライブドアが違法を行ったとされる証明がされるかもしれないのです。

ライブドアが35%のニッポン放送株を取得した後に、市場を介さずに株を取得しようとした事が判明したのです。証券取引法では、ある株を1/3以上取得して、さらにその株を取得しようとする時には市場内・市場外含めてTOBでの買い付けが義務づけられているのです。掘江社長はそれをせずに株を買おうとしたのです。

さらに滑稽な事は、上記の証明はライブドアがニッポン放送株を所有している会社50社に、意向証明書なるものを送り、「株を市場より高く買いたい」と言っていたのです。これは上記の証券取引法違反です。まるで自分の首を自分でしめた感があります。

この事が原因で、ライブドアの顧問弁護士が辞めたのかもしれません。実は今回の争いで注目されていたのが、フジテレビ顧問弁護士とライブドア顧問弁護士の争いもあったのです。両者とも企業買収などのプロフェッショナルで、日本で屈指の弁護士さんです。弁護士界では、どちらが勝つかに大きな関心が寄せられていたそうです。

その弁護士が3/4に辞任しました。理由は公表されていません。しかし、今の段階で辞任するという事は、ライブドア内で不協和音があったとしか思えませんね。さらに、仮処分の決定に大きな意味を与える事でしょう。


皆さんもそうでしょうが、今回の騒動を大きな関心を寄せていると思います。自分なりに、色々と勉強してみました。すると驚いたのが、ライブドアの収益の6割程度がグループ内のライブドア証券の売り上げだという事。昨年末の2ヶ月程度の売り上げでは、ネット事業が赤字だったという事に驚きました。

IT企業がまさかネットコンテンツで赤字だと思いませんでした・・・。そして、収益の6割が証券関係だなんて・・・。今まではライブドアはネットでの広告業や代行手数料などで儲けていると思っていたのですが、これでは証券会社だとしか見えません。掘江社長の言うメディアとネットの融合の具体案が未だ示されないと批判を浴びるのも納得がいくわけです・・・

なんだか狐につままれた気分でした。さらにさらに驚いたのが、今年はじめに雑誌で語った掘江社長の言葉に、『メディアが欲しい。これからはネット社会になり、ネットが主役になる。その時にメディアを潰す時には、自分の手の内にあった方が殺しやすい』と語っていた事でした・・・。

どれが真実で、どれが嘘なのか・・・。掘江社長の掲げるネットとメディアの融合という新しいフィールドはどのようなフィールドなのか。

掘江社長以外でも、もし、その様なフィールドが出来るとしたら、かなり期待をしていた僕ですが、ちょっと失望して、さらに狐につままれた気分でした。

長文スイマセン

By 店主 @ 10:16 PM | 経済 | コメント (0) | トラックバック (1)

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From ブログニュース速報@トラックバックセンター @ 2005年03月08日 14:09